大和市議会 2013-09-24 平成25年 9月 定例会-09月24日-04号
毎日新聞4月7日付によると、家庭で高齢者を日常的に介護する中で虐待に至った人のうち、6割を超える人は協力者のないまま1人で介護に当たっていたことが朝日新聞社と日本高齢者虐待防止学会による自治体の調査で判明しています。4人に3人は介護の疲れや悩みを抱えており、高齢者を虐待した人の全体で見ると半数に経済的な困窮が見られたという結果です。 そこで質問をいたします。
毎日新聞4月7日付によると、家庭で高齢者を日常的に介護する中で虐待に至った人のうち、6割を超える人は協力者のないまま1人で介護に当たっていたことが朝日新聞社と日本高齢者虐待防止学会による自治体の調査で判明しています。4人に3人は介護の疲れや悩みを抱えており、高齢者を虐待した人の全体で見ると半数に経済的な困窮が見られたという結果です。 そこで質問をいたします。
この高齢者虐待なんですが、日本高齢者虐待防止学会理事長という田中荘司さんのお話がございます。この田中さんのお話によりますと、被害者は女性の方が多く、年齢が高く75歳以上の後期高齢者、身体可動能力が低下している要介護の人ほど被害を受けやすく、加害者はほぼ100%が親族、加害者と主な介護者との相関関係は8割に近く、極めて高い。
また、去る8月9日、都内で日本高齢者虐待防止学会が設立され、記念の国際シンポジウムが開催されるなど、官民ともに高齢者虐待の防止に取り組む機運が高まってきました。高齢者虐待の定義の明確化を初め、虐待防止と早期保護への具体的な仕組みづくりなどが期待をされます。 そこで、お尋ねをいたします。 まず、高齢者虐待についてでありますが、本市はどのような認識をされているのでしょうか。